DUTERTE 新大統領は、大丈夫なのか。 2016/6/12
フィリピンの大統領選挙で圧倒的な人気で当選したDUTERTE氏にびっくりした。
彼はダバオの市長として実績があり人気があった。
ダバオに住んでいたとき、市長の噂を聞いた。
ダバオは、何故安全なのかと言うと、市長の秘密の暗殺チームがあり、もし、隣のコタバトのモスリムがダバオに潜入したら、バランガイキャプテンから、情報が入る。
そしてチームが調査して検討し市長の許可を得て、夜に暗殺チームがそのバランガイに行き、暗殺するそうだ、
強盗や犯罪を犯したものや麻薬常習者も例外ではないだろう。
彼は大衆迎合型の政治家であり、時にはトランプ氏に似て暴言も多いらしい。
この前は、白人をレイプして殺した犯人に対して「市長を差し置いてレイプするとは・・・」と言った。
それから、夜間の外出禁止について「美人は午後6時になったら外出禁止。ブスは午後6時以降も自由だ」と言って市民を笑わせた。
彼が外交に未知数なのが心配である。
と言うのは彼の祖父は中国人で、彼の思想は左翼である。
だから、親中派であり心配なのは対中政策である。
中国は、フィリピンの領土であるスプラトリー諸島を占領して軍事要塞化している。
アキノ前大統領は、米国にスービック海軍基地やクラーク空軍基地に米軍が再び駐留出来るよう条約を結んだ。
日本も巡視船を供与したり、ジエット戦闘機を供与して、日米比の対中連携を打ち出している。
ところが、DUTERTE氏は、中国の経済援助を当てにしているらしい。
そうなると領土問題で中国に配慮して反対せず経済援助や中国企業を誘致するかもしれない。
そうなると日米比の包囲網はとん挫し、南支那海の問題は重大な結果を招く。
しかし、親中に舵を切るとフィリピン国民の怒りを抑えきれないだろう。
ただでさえ、フィリピンの経済は、昔に中国から渡って来た中国人の子孫によって独占されているからです。
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